身体機能が低下し立ち上がりや移動(歩行)に不安や心配が出てきたら、福祉用具の活用を検討してみてはいかがでしょうか。状態に合った福祉用具を使用することにより、介助なしで行動できる可能性が増大します。介助なしで行動できるということは、すなわち自立生活の維持につながるということです。
ここでは、要介護2の母が自宅で実際に使用している福祉用具に関連して説明させていただきます。ただし、画像は実際に使用している物品ではありませんので、参考として見ていただきたいと思います。
使用している福祉用具
福祉用具は、介護保険を利用してレンタルしています。
以下に、現在利用している福祉用具を紹介させていただきます。
介護用ベッド
介護用ベッドを使用すると起居動作が楽にできるようになります。
使用しているベッドは、2モーターで、背上げ・脚上げ連動と高さ調整機能が付いています。
サイドレールにつかまって、寝返りをうつことができます。
歩行器(歩行車)
歩行器(車)を使用すれば、転倒のリスクを軽減しつつ自力歩行で移動しやすくなります。
母の歩行状態は、すり足小刻み歩行であり、杖では身体を支えられない状態です。
寝室・トイレ・台所間を歩行器(車)を使って移動しています。
車いす
外出(通院、デイケア等)時は、車いすを使用しています。
自走はできず、全介助です。
スロープ
歩行器(車)は、主に自宅内で使用していますが、廊下や敷居等の段差の所にスロープを置くことにより、歩行器(車)」を持ち上げることなく通過することができます。
外出時は、車いすを使用しています。上がり框(玄関框)はスロープを使って通過しています。
利用(レンタル)料金
現在使用している福祉用具の利用料金です。
利用料金は、福祉用具の種類や大きさ等によって変動します。
利用料金は、月額(10割)で表示しています。
- 介護用ベッド‥9,000円 マットレス‥1,880円 サイドレール‥360円(180円×2本)
- 歩行器‥3,100円
- 車いす‥5,500円
- スロープ(敷居用)‥1500円(500円×3台)
- スロープ(玄関用)‥6,260円
以上、10点で27,600円となります。
利用料の個人負担は、介護保険負担割合に応じ、1割、2割または3割となります。
- 1割負担の場合‥2,760円
- 2割負担の場合‥5,520円
- 3割負担の場合‥8,280円
まとめ
介護用ベッドにより起居動作、歩行器(車)により歩行、敷居用のスロープにより屋内移動が自力でできています。
このように、本人の状態に合わせた福祉用具を利用することによって、自宅で自立した生活が可能となるのです。
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